新しい御代になって2週間になりますね。
4月には平成の時代を振り返る番組がたくさんありましたが、平成初期の頃の映像を見ると「時代」を感じました。
映っている人のファッションや街並み、またテレビ画面比率が変わっているのももちろんですが、WEBデザイナーとしては映像自体のクリアさがとても気になりました。
昔の映像は今見ると粗くて色合いもメリハリが薄いように感じます。
この粗さも「時代」を感じさせる一因ですよね。
さて、ホームページでも「時代」を感じるホームページがあります。
WEBデザインにも流行のようなものがあるので、ファッションと同じように「少し前のデザインだな」「新しいデザインだな」というのはあるんですが、流行以上に「時代」を感じさせるのは「画像の粗さ」です。
とても鮮明なRetinaディスプレイのパソコンが登場して普及していくにつれて、Retina対応のWEBサイトが増えてきました。
どうやってRetina対応するのかーーの詳細はここでは省きますが、同じ画像でも鮮明で美しいんですね。
それと平行してWEBフォントが普及したこともあり、それまで雰囲気のある書体を使おうと思うと文字を画像化するしかなかったのが、テキストのまま掲載することができるようになったり、ホームページ用言語も進化して新しい形式の画像データを使えるようになったのもあり、普通なんだけど美しいーーそんなホームページが増えました。
Retinaディスプレイのパソコンやスマートフォンで、Retina対応のWEBサイト閲覧に慣れてくると、Retina対応になっていないWEBサイトを見たときに感じるのが「粗さ」。
昔の映像を見たときに感じる「時代感」なんですね。
「私のサイト、なんか古いかも・・・」と感じたら、それは「鮮明さ」にあるかもしれません。
リニューアルはまだ考えていないけど、古さはなんとかしたい!
そんな場合は、画像をRetina対応に直したり、画像で作られているボタンをテキストに変えたりするような多少のテコ入れで改善できる場合もあります。
Retina対応以前のホームページはスマートフォンへの対応もまだのサイトが多いので、いずれリニューアルや大きなテコ入れが必要になってきますが、当面の応急処置としてできることもあります。
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