今月、Googleの検索アルゴリズムがアップデートされます。
検索アルゴリズムのアップデートの目的は「人々が有用と感じる内容をより多く表示する」ですから、これまでのアップデートの延長線上にあるものですが、今回の要点は下記です。
クリックを誘うような内容の表示を減らす
一般的に「クリックベイト」と呼ばれるもので、英語で “clickbait” と書きます。「クリック」を意味する “click” と、特に魚を引き寄せるために使われる「誘い餌」を意味する “bait” から成り立っています。「インターネット上でユーザーを引き付けてクリックさせるための誘い餌」ということですね。
ユーザーを誤解させたり、誇張されたタイトルや説明でユーザーを引きつけてクリックさせるが、実際のコンテンツがその期待に応えない場合を指します。このようなコンテンツは、ユーザー体験を低下させ、検索結果の品質を損なうことからNGとされます。
常日頃からユーザー目線のページを作成しておれば慌てる必要のないものですが、多くの人に読んでもらおうと、ついつい誇張したタイトルをつけてしまうこともあるのではないでしょうか。
クリックしてもらうために、興味を引くために、「引きが強い」タイトルを考えることは大事なんですが、中身が伴っていないとかえって逆効果。実直なページ作成がものをいうのですね。