勉強のために、いろんなホームページをよく閲覧します。先日見つけたとあるサロンのホームページは凄く洒落ていて、しばしうっとりしました。
ところが残念なことに、ホームページ開設から2年ほどで閉店されていました。ちょうどコロナ禍で厳しい状況がありましたし、様々な要因があるのでしょうが、WEBデザイナーとしてはホームページの効果のほどを考えてしまいます。
洒落てうっとりする作りなんですが、どう見ても集客を考えた作りではないのです。SEOもガン無視。
いろんな技(動きなど)を取り入れていて、ホームページ制作費は恐らくかなり高額であろうと推察されますが、その費用を「ホームページをビジネスの相棒として使える」方向に使っていたら、もしかしたら違ったんじゃないかと考えてしまいます。
WEBデザイナー自身の作品としてクライアントに見せるには良いサイトだけど、ご依頼主の商売のことを考えた作りではない。
ご依頼主の意向もあったのかもしれませんが、こういうサイトを見ると「残念!」と思ってしまいます。
見た目だけのサイトにならないためには、ホームページ制作前にご自身のことを俯瞰して考えないといけません。
まずは自分の名前や屋号の知名度。
私の場合なら「中尾」「ブルジョネ」という名前がどれほど知れ渡っているかです。
電通や博報堂のような有名会社ならいざ知らず、名前で検索してもらえるような有名人ではありませんから、サービス内容や地域、その他のキーワード(例:ホームページ制作 大阪 フリーランス等)で見つけてもらわないといけません。
そのためには、それに合わせた作りが必要なんです。
けれどもこのサイトは、小さなサロンであるにも関わらず、超有名大手のような作りにしていたんですね。
ホームページ制作の際には、見栄えだけではなく、
- 自分の知名度
- ホームページへのアクセスはどのようにして集めるのか
この点をしっかり踏まえて、ホームページ公開後の運営のことまで考えておかないといけません。