この度のPHP脆弱性「PHP2Shell」への対応について
2026年10月22日8:00現在、このホームページはパッチ対応済みのPHP8.3.36で稼働しております。
安全確認を行い、この度の「PHP2Shell」事案への対応は済んだ状態で公開しておりますので、安心して閲覧ください。
「PHP2Shell」事案に対して、当方で行った処置
この度、当サイト並びにお客様に対応した内容を下記に記しておきます。
1)パッチ提供まで:ホームページの一時停止
まずはパッチ公開(=脆弱性の詳細公開)が予定されていた10月21日23時までに攻撃に備える必要がありましたので、ホームページを一時的に停止する処置を行いました。→高市総理もご自身のXで報告されていた対応です。
ただし、ただ停止しただけでは一般のホームページ閲覧者がアクセスした際に不安を与えてしまうことになり、場合によっては企業の信頼性にも関わるかと思いますので、下記のような緊急メンテナンスの告知が表示されるようにいたしました。
https://bourgeonner.jp/maintenance.html
- 月極でメンテナンスをお申し込みいただいている方、当日22時過ぎまでにご依頼をいただいた方には23時までに上記の停止措置を取りました。
- 21日23時を過ぎてパッチが公開されてからも、実際に我々が利用するサーバーで提供されたのは、早いサーバーで22日6時半ごろ、サーバーによっては22日午後以降というタイムラグがありましたので、21日23時以降にご依頼いただいたお客様にも同じ対処をしております。
2)パッチ提供後
パッチ自体は各サーバーが自動的に対応してくれましたので、当方での作業は(1)の緊急処置及び、パッチ対応の確認・メンテナンス・攻撃の痕跡の有無の点検、ホームページの再開、また古いPHPをお使いのお客様には現在推奨されているバージョン(8.3)にアップデートを行ないました。
3)サーバー各社の対応について
当方のサーバーは『XServer』を利用しています。また、お客様のサイトはXServer以外ですと『さくらインターネット』または『ロリポップ』です。ですので、この3社の対応についてのみの感想になりますが、公式にはパッチ提供されない古いバージョンのPHPにも独自でパッチを提供してくれ、これは感動すら覚えました。
X上でも多くの技術者の賞賛の声を目にしました。
その中で、サーバーによって若干対応方法にバラツキもあり、今後同じようなことが起きれば善処してほしいと感じた点があることも事実です。
XServer/さくらインターネット
- 両社共22日午前6時半〜7時頃にはパッチ提供され、サイトを再開できるのもとても早かったです。
- (1)の停止措置を取らなければ、数時間は丸腰状態。
ロリポップ
- ロリポップでパッチ提供がされたのは、当方のお客様のサイトで確認できたのは22日の昼前後でした。
- 今回の対応作業のためと思われますが、数時間にわたって「502 Bad Gateway」というエラーが出た状態になっていました。ですので、ロリポップを利用しているサイトについては、上記の緊急メンテナンスの告知ページを公開しても「502 Bad Gateway」エラーが表示されるだけで、X上では困っている声も多数見られました。
また、21日23時直ちに「502 Bad Gateway」で遮断されたわけではなく、22日午前中には普通に閲覧できる状態でしたので、他2社と同じく(1)のような停止措置を取らなければ、数時間丸腰状態にありました。
中の人のご苦労に敬意を抱く一方、今後は502を返すにしても告知を上手くして安心できるようにして欲しいなと思います。(そんなこと中の人は百も承知で、それだけの緊急事態だったんだと推察します…)
4)今後について
今後もこのようなことが起きる可能性は十分考えられます。
今回はまったく初めてのことでどこもかしこも、私自身も大慌てでしたが、各サーバーがどういう対応をしてくれるか、どういうフローになるかということも今回のことである程度分かりました。
今回ご依頼いただいた方には皆さん、上記のような緊急ページを用意しております。今後何かあればこのページを再利用できますので、対応はスムーズになりますし、費用も抑えられると思います。
今回は各サーバー会社の厚意でサポートされていないPHPのバージョンにもパッチ対応してくれましたが、常日頃からバージョンを確認しつつこまめにアップデートを行っておくことをご検討ください。
*PHPはバージョンアップに伴い、それまでの書き方が非推奨となって警告が出たりエラーが生じて、非推奨となったコードの書き換えが必要な場合があります。
- 月極でメンテナンスをお申し込みいただいている方にはPHPへの対応(コードの書き換え)も含んでおります。
- スポットでご依頼の場合はコードの書き換えで費用が変わるため、ご予算に応じて可能な範囲のメンテナンスを行います。
5)時系列まとめ
今回の経緯がわかりやすく説明されているポストを貼っておきます。
ヒューマンエラーですね…。
https://x.com/hideki_climax/status/2113078032869306456?s=20
こちらの動画もわかりやすいです。

