前回は7つのSEO内部要素について書きました。
この7要素の中には、WEBデザイナー側がホームページを制作する中で行う施策と、クライアントの皆さんに考えていただかないといけないものがありますので、今日はクライアントの皆さんに考えていただきたい点をまとめます。
まず何より大事なのは「ユーザーのニーズを満たす良質なコンテンツ」。先の記事でも書きましたが、これがなければ始まりません。
- どんな人に役立つ情報、サービス、商品か(ターゲットの選定)
- ユーザーのどんな課題(悩み、問題、要望等)を解決できるのか
- サービスのためのこだわりや特色
こういったことを中軸に原稿を練っていきます。
コンテンツが練れたら、Googleのクローラーがページの内容を見つけやすい構造(ホームページの裏面)にするため&検索結果画面でクリックしたくなるようなページの紹介文を考えます。
- ページのタイトル(30文字前後)
- ページの内容を簡潔にまとめた紹介文(100文字程度)
ページの紹介文はもう少し長くても良いのですが、長いと検索結果画面(特にスマホ)でカットされますので、100文字程度にまとめます。ツイッターでページを紹介するような感覚でまとめていただくと良いのではないでしょうか。
厳密にいうと、この紹介文は記載しなくても検索エンジン側でページの内容を勝手に抽出してくれます。また、こちら側できちんと書いていても、ユーザーが検索したキーワードが入っている箇所が抽出されて表示されるので、必ずこの紹介文が表示されるというものではありません。
なのでまぁ、必須・・・とまでは言えないですが、真面目にSEOや運営に取り組んでいるサイトはやってます。
*原稿やタイトル、紹介文については、アドバイスも行っていますのでお気軽にご相談ください。
その他は基本的にはWEBデザイナー側が行っていく施策になりますが、モバイルフレンドリーやSSL化については、昔から運営されているホームページの場合、今から施策するには作業費がかかりますので、社内で検討いただく必要はあります。
表示速度については、サイトの仕様やデザインで変わりますので、制作に入る段階でクライアントさんとWEBデザイナーで相談しながら進めていくことになります。