ホームページはコンテンツが大事と言われています。Google等検索エンジンが日々進化する目的は検索エンジンを使うユーザーに対して良質なホームページを紹介すること。検索アルゴリズムがいくら進化しようと良質なコンテンツを作成していたら右往左往するする必要はありません。

そこでよくいただくご質問は「ブログには何を書けばいいんですか？」というもの。

サービスを紹介する雑誌を作るとしたら

あなたが提供しているサービスの雑誌をつくる気持ちで考えてみてください。
美容、料理、釣り、旅行、どんな雑誌でも１つの雑誌のテーマに沿って様々な切り口で色んな情報が載っていますよね。初心者向けの記事、経験者向けの更に踏み込んだ記事など、同じ雑誌内でもターゲットが違う記事もあります。また季節ごとに特集内容も変わります。
雑誌の編集者になった気持ちで多種多様な角度から多種多様な人に向けて記事を考えてみてください。そうすればネタは次々生まれてくるはずです。

例えばあなたが美容室オーナーだとしましょう。
美容室にこられるお客様のニーズは千差万別なはずです。一般的な美容室サイトでは価格表と「お客様一人ひとりに似合う髪型を提案します」程度の軽い添え文。これでは充実したコンテンツとは言えません。でも価格ページにあれもこれも、、と載せるとそれはそれで見づらいページになってしまいますよね。そこでブログの出番。

• 顔型別に合う髪型の紹介、似合わない髪型の対応策等
  丸型、卵型、面長等、顔型の数の分だけ記事を作ることができます。
• 白髪にお悩みの方向けコンテンツ
  若い世代に向けても将来に備えての対策を紹介できます。また、白髪の程度に合わせた髪型の提案。最近ではグレーヘアも人気ですから、白髪を活かしたい方向けの情報提供もできますよね。

ざっと簡単に考えただけでも顔型別、白髪テーマでそれぞれ数ページの記事を作ることができます。

SEO豆知識

1ページ毎にテーマを1つ、キーワードも絞って記事を書きます。例えば丸顔女性は「丸顔　似合う髪型　ショート」というように自分の顔型としたい髪型で検索することが予想されます。その時に様々な顔型が一緒に紹介されているページと、丸顔に特化したページだったらどちらを読みたいでしょうか？検索ロボットはどちらのページを紹介したいと考えるでしょうか？
また検索対策ではサイト内のページ数も大切です。顔型別似合う髪型を1ページにまとめると1ページでおしまいですが、それぞれの顔型に合わせたページにすると一気に数ページのコンテンツが出来上がります。ショート、セミロング、ロング毎に記事を書けば更に3倍。また、季節に応じて、流行に合わせて、どんどん新しい情報を紹介しページを増やしていくことができます。

丁寧なコンテンツが生む上昇スパイラル

このように、ユーザー一人ひとりに特化した内容を詳しく書いていくということはホームページへの入り口を増やすことになります。たくさんの情報があるから見ていて楽しいサイトにもなります。たくさんのユーザーがたくさんのページを見てくれる、またサイトに繰り返し訪問してくれるようにもなります。そしてそれがまた検索エンジンでの評価を高めて順位向上に繋がるのです。

今回は美容室を参考に取り上げてみましたが、どのような業種でも同じような方法でコンテンツを作っていくことができます。

マメに更新されているとそこに人気（ひとけ）を感じユーザーは安心するものです。安心感と、豊富な情報からくる信頼感で「問い合わせ」という面倒なハードルを乗り越えて依頼してくれるわけです。

労力をかけるか費用をかけるか

「そんなことやってられない」という声も聞こえてきそうですが、ホームページからの集客を考えるのであれば避けては通れない道です。無理だと言うなら、でも集客をしたいというなら広告費をしっかりかけてネット広告に出すというのも一つ。ライターに記事を依頼するのも一つ。ブルジョネでも承っておりますが、出来るだけコストをかけずに集客をしたいなら労力をかけなければいけません。
一緒に頑張りましょう。